カーテンで部屋の印象が変わる
あなたのうちにはカーテンがありますか。
カーテンは、一度つけてしまうとなかなか新調することがないと思います。
わたしは、昨年12月にリビングルームのカーテンを、新しいのに変えました。
前に住んでいた所から使っていて、20年以上たっていたベージュ色のカーテンが、黒ずんできたので、思い切って変えたのです。
新しいカーテンは、海や空を思わせるクリーム色がかった水色です。
部屋の感じがガラッと変わりました。
そこにいるわたしも、新たな気持ちになり、変えてよかったと思います。
今日は、そんなカーテンの話をしてみます。
カーテンの歴史
カーテンという語源は、ラテン語で「覆う」という意味を持つ『Cortina』だとされています。
最も古いカーテンは、古代エジプト時代に動物の皮を洞窟などの入口にかけていたそうです。
布が作られるようになってからは、天蓋つきベッドを覆うために使われていました。
14~15世紀になると、ヨーロッパでカーテンを窓につけるようになりましたが、当時、窓ガラスが非常に貴重であり、裕福な貴族などが、窓そのものを飾りたてるというものでした。
19世紀ごろになると、ヨーロッパで、現代のようなレープとレースの二つを併用するスタイルが普及していきます。
日本にカーテンが伝わったのは、江戸時代の初期と言われてますが、長崎の出島の外国公館で使われていたので、
日本人が使い始めたのは、幕末から明治にかけてだそうです。
明治末期から大正時代には、日本国内でもカーテンを製造するようになります。洋風建築が建てられるようになり、上流階級の間で広まっていきました。
その後、昭和30年代になると、日本でいっきに普及していきます。団地が多く建設されたことが大きかったようです。
昭和40年代には、遮光、防音性を備えた機能性カーテンが登場し、カーテンは必需品として定着しました。
カーテンの豆知識
窓に、レースのカーテンと厚手の生地のカーテンと合わせてつけている部屋が多いと思います。
レースのカーテンは、白やクリーム色ですね。
レースのカーテンは、暗い色のレースが透けやすく、白い方が透けにくいそうなんです。
どうしてそうなるのか、まだ解明されてないそうです。
リビングルームで使用するカーテンの色は、家族がくつろぐ場所なので、リラックスできる色合いがいいそうです。
色合いは、自然の色に近い茶系、アイボリーがおすすめですが、部屋がナチュラルの色合いだったり、壁が白で床が茶色の場合は、少し色の入ったカーテンが、部屋の雰囲気を明るくします。
わたしのリビングルーム は、アイボリーがかった水色のカーテンにしましたが、部屋の差し色になって、調和がとれています。
まとめ
カーテンは普段意識していませんが、カーテン1枚で部屋の印象が、ガラリと変わります。
今、北欧風デザインや素敵な色や柄のカーテンが、たくさん出ています。
部屋のイメージチェンジや、気分を変えるため、カーテンを変えてみるのもいいですね。
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