人の名前を思い出せなかったり、新しいことをするのが面倒になったりしていませんか。
脳は、放っておくとドンドン衰えていきますが、「あること」を続けていれば、老化そのものを遅らせることが出来るのです。
生活のルーティンに入れて、本物のアンチエイジングをめざしませんか。
日常生活のマンネリが脳を老化させる
脳のなかには、約１千億個の神経細胞があり、それらがつながって、ネットワークを作っています。
ネットワークは、脳の信号を送る「脳の活動」。
そのネットワークは、年齢を重ねると縮小、消滅していきます。
歳をとるにつれて、「面倒くさいからやりたくない」とか「今のままでいい」といって、現状のままでいることが多くなります。
人は誰でも、身についた長年の習慣を変えることに、抵抗があります。
しかし、いつまでも変わらない「日常生活のマンネリ化」が、
脳の老化の大きな原因ということが、最近の研究でわかってきました。
脳のネットワークは、いったん弱まっても、使うことで、脳は、
活性化し強化されるのです。
日常が、同じことの繰り返しだと思ったら、何か新しいことをやってみましょう。
それが、わくわくすることなら、効果てきめん。
「新しいことを覚える」、「体験する」、ということを繰り返すと、脳に刺激を与え、「ネットワークの老化」を防ぐことが出来るのです。
まず、一つ、マンネリを打破しませんか。
睡眠は脳を育てる
睡眠は、脳の疲れを取り除き、よりよい活動の準備を行う大事な時間です。
また、睡眠には、脳の老廃物を排出するという大事な役割があります。
睡眠不足が続くと、脳の働きに影響します。
１日、７時間以上の睡眠をとることが必要だそうです。
脳のアンチエイジング 7か条
第１条 体を動かす
体を動かすと、様々な感覚情報が、脳に送られます。
そして脳から、筋肉などに適切な動きをするよう指示が送られ、脳が活性化されます。
第２条 指先をつかう
手の指には、触覚のセンサーが密集していて、たくさんの感覚情報が脳に送られます。
脳を広く刺激するのが、指先なのです。
第３条 新しいことに挑戦する
脳は、新しいことを理解しようとして、脳の司令塔と呼ばれる『前頭前野』が活発になります。
『前頭前野』を鍛えることが、脳の老化を防ぐことにつながる、と言われています。
第４条 よくおしゃべりする
会話をすると、脳の『前頭前野』が活性化され、脳のなかのネットワークが活発になります。
第５条 好きなことを、とことん楽しむ
好きなことをやって、楽しい 気持ちいいと思っている時は、脳の奥にある感情を処理する領域が、活動します。
その活動が『前頭前野』に反映し、脳が活性化されると考えられています。
第６条 人まかせにしない
つい、細々としたことが面倒くさくなり、人にやってもらう事がありますが、
自分でやることで、指を動かしたり、記憶を引き出したりして、脳の思考回路を働かせることが出来るのです。
第７条 家事、特に料理をする
家事は、適度に体や指先を動かしますが、特に料理は、食材を切る、手順を考える、調理する、盛り付ける、など、脳をフルに使います。
脳こそアンチエイジング
いくら外見が若く見えても、中身が老いていては、魅力がないですよね。
マンネリは、脳を老化させる
体や指先を動かす
新しいこと、好きなことをやる
心がけていれば、だれでも出来ることですね。
わたしの尊敬する女性は、80歳で英会話を習っています。
美しい人とは、こころのバランスのとれた人。
脳にも筋トレ、必要ですね♪
参考：ミセスplus 脳のアンチエイジング
NHKプロフェッショナル仕事の流儀「脳の老化をふっ飛ばせ」
コメント