毎年この時期になると、気温も湿度もぐっと高くなり、皮脂や汗によるお化粧崩れが気になりますね。
今年は、新コロナウイルスの感染予防のために、マスクをつけていることが多く、化粧崩れが加速してしまいそう。
マスクのなかは、高温、多湿なので、注意が必要です。
悩みの種の化粧崩れを少しでも防ぎたい、と思いますよね。
わたしがいつもお世話になっている資生堂の美容部員のTさんに、
わたしのような年齢肌のための『化粧崩れを防ぐ化粧法』と『化粧直しの方法』について、聞いてきました。
今年ならではの夏にマスクをしたとき、「気をつけるべきこと」も。
参考になれば幸いです。
お肌の保湿はしっかりしましょう
いつもの基礎化粧品で、きちんとお手入れをして、お肌の保湿を忘れないように。
汗や皮脂が多く出るからといって、乳液やクリームをつけないと肌が乾燥してしまいます。
べたつきが気になるなら、この時期はサッパリタイプにするのもよいですね。
『化粧下地選び』は、大切
化粧崩れを防ぐには、化粧持ちのよい化粧下地が必須です。
「肌表面をさらさらとした感触にしてくれて、テカリ、カサつきを防いでくれる」化粧下地を選びましょう。
秋、冬に使っていたものが、ベタツキが気になるようになったら、
「汗や皮脂に強いタイプでサッパリしたもの」に変えると、お化粧が崩れにくくなり、ファンデーションのノリもよくなります。
資生堂のTさんのおすすめを下に貼っておきますので、参考にしてくださいね。
化粧下地がよければ、ファデーションが肌にフィットし、崩れにくくなり、紫外線対策もできるので、肌に合うものを選ぶことが重要です。
ファンデーションは『うすーく』
いよいよ下地で整えた肌にファンデーションをつけていきます。
気をつけるのは、厚塗りしないこと。
リキッドファンデーション 又はパウダーファンデーションを薄くのばします。
カバーしきれないシミなどは、ファンデを厚塗りしないで、コンシーラのポイント使いを。
毛穴やテカリが集中する額、目尻、鼻先を結んだ「ダイヤエリア」は、お化粧が崩れやすいところ。
ファンデーションの塗る量を少なめにしましょう。
フェイスパウダーは『しっかり』
フェイスパウダーは、明るくきめ細かい肌に仕上げてくれる上に、余分な皮脂を吸収して、テカリを抑え、化粧崩れを防いでくれます。
化粧崩れしにくい「つけ方」は、
1.ファイスパウダーをパフにとって、肌を押さえるようにつけていきます。
2.次に、パフを動かしながらなじませて、最後に余分な粉をはらい落とします。
ミストをかける
化粧崩れにくいお化粧の最後の仕上げは、ミスト。
お粉のあとにミストを顔全体にかけると、化粧くずれしにくい肌に整います。
心地よく肌を引きしめるので、日中、汗やベタつきが気になる時に、メイクの上からミストをかけるのも、おすすめ。
肌の乾燥予防にもなります。
夏のお化粧直しの方法
お化粧崩れを防ぐには、大きく崩れる前に、「皮脂をきっちり抑えておく」ことが、ポイント。
1.ティッシュや油とり紙で、汗、皮脂などをおさえるようにして、ふきとります。
2.フェイスパウダーか、パウダーファンデーションを軽くつけます。
3.仕上げに顔全体にミストをかければ、保湿と化粧崩れの予防に。
マスクをしている時の化粧直し対処法
マスクをしていると、中は、高温、多湿状態になっているので、お肌が黄色信号だけでなく、熱中症のリスクもあります。
マスクを時々はずして、しっかりケアをしましょう。
お化粧直しの時にも使う、ミストが活躍します。
マスクを外すと、それまでの湿気が一気に飛んでいき、肌が乾燥してしまいます。
マスクを時々はずして、熱を逃がし、顔にミストをふりかけて、
水分を補給してあげましょう。
肌のクールダウンと、うるおいを与えてあげることができますよ。
まとめ
汗と皮脂に悩む季節になりました。
崩れるからと、ファンデを厚塗りすると、余計に崩れやすくなり、シワなどが目立つように。
化粧崩れをしにくいようにするには、
1、基礎化粧品で肌をしっかり整えて、保湿する。
2、季節にあった化粧下地を選んで、顔全体にのばす。
3.ファンデーションは、薄くのばし、厚塗りをしない。
4.ファンデーションのあと、必ずお粉を押さえるようにしっかりつける。
5.仕上げに、顔全体にミストをかける。
今日も暑い一日でしたね。
ミストを何回も、シュッシュしました。
アンチエイジングも化粧の持ちも、保湿が大事。
夏は、強い紫外線や、エアコンによる乾燥など、お肌にとってつらい時期ですね。
秋になってお肌が元気でいるように、
上手にケアしながら、乗り切っていきましょう!
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