日常生活のマンネリ化が脳を老化させる
『脳トレ』、『筋トレ』がブームです。
あなたは、何か『アンチエイジング』のために、していることはありますか。
アンチエイジングとは、美容に限ったことではありません。
筋トレ、脳トレも大事。
筋トレは、運動ですが、『脳トレ』とは、脳を活性化し強化するトレーニングなんです。
この間、考えさせられる出来事がありました。
久しぶりに実家の母のところに行ったとき、テーブルの上に、「間違いさがし」のプリントが置いてありました。
昔よく雑誌などで見た、二つの絵をならべて、違うところを捜すアレです。
母とわたしは、11か所もある間違いを、同時にさがし始めました。
結果は、わたしは、11か所全部わかりましたが、母は、どうしても9か所しか見つかりませんでした。
結果ではなく、母はこう言いました。「頭をつかって疲れた。」
そうなんです。真剣に何かに取り組むと、脳をつかうのですね。
刺激のない毎日を送っていると、脳の活動が弱ってくるのを知ってましたか。
前に「脳にアンチエイジング習慣 美しい人になろう」で書きましたが、
脳のなかには、約1千億個の神経細胞があり、それぞれがつながって、ネットワークを作っています。
ネットワークは、脳の信号を送って、「脳の活動」を行っていますが、
年齢を重ねると、縮小、消滅していってしまうのですね。
最近の研究では、「日常生活のマンネリ化」が、脳の老化の大きな原因だということが、わかってきました。
母は、高齢で、一人で暮らしてるので仕方ないのですが、「間違いさがし」で、久しぶりに頭をフルに使ったから、頭の疲れを感じたんだろうな~と思いました。
帰り道、わたしも、脳トレをしないと衰えてしまうと思い、何をやろうか考えました。
自分で脳トレをやってみたら…
思いついたのが、『見たものを英語で言うトレーニング』
歩きながら見えたものを、単語でも、状況説明でも、次から次へと英語で言っていくというもの。
これは、脳トレではなく、ほんとうは、英会話を習得するための練習法なんです。
ちょうどいいかも。やってみよう。
始めてみたら...
信号って、シグナル?、 えーと、ライトだったっけ?
道路標識って、ロード…なんだっけ?
塀は、フェンス、 街路樹は? 思いつかない。
私の前には、ふたりの男が歩いている。”Two men are walking ahead of me.”
やっと言えてほっとする。
そのあとも、頭使う、フル稼働!
しばらく英語を使ってないので、言葉が出てこない。
英会話の本を思い出して
すっかり頭が疲れて、家に到着。
発見があった。それは、英語を話すと、すごい脳トレになるということ。
他の人にも勧めたい。英語上達と脳トレで一挙両得?
kindleから間違ってポチして、ipadにインストールした英会話の本があったので、役に立つかもと読んでみる。
タイトルは、「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!」スティーブ・ソレイシィ 大橋弘祐 著
ソレイシィさんは、日本で英語を教えて25年以上になり、NHKのテレビ、ラジオ番組で講師をつとめた経験がある。
予想と反して、破天荒な内容。でも、これは、脳トレにすごく使えそうなので、ちょっと紹介しますね。
オンライン英会話を使う
ソレイシィさんは、「英語を話すためには、実際にイングリッシュスピーカーと話す必要がある。」
そして、「オンライン英会話で少し話せるようになったら、人に評価してもらう必要がある。そうしないと、話せる気がする、で終わってしまうから。」
というポリシーのもと、「日本の英語教育では、なぜ英語が話せないのか」を解説しつつ、あるワザを使えば、話せるようになると教えてくれています。
おもしろいのは、「釣り竿表現」とよぶ、応用のきくフレーズを覚えてしまう、というもの。
例えば、何かたのむ場合、「Would you ?」を言ってジェスチャーや単語を言えば通じる、とか、
自分がやることは、「May I ?」を使って、ジェスチャーをする。
不調があったり、困ったときは、「I have a problem ~」を言えばよい、とか、
よく使う「釣り竿表現」を覚えれば、楽に英語でコミュニケーションがとれるというのは、いいアイデアだし、気が楽になりますね。
他にも役立つ表現や言い回しがいろいろ載っていて、
なんといっても楽に英会話が出来そうな気分になります。
発音は、ネイティブのような発音をするよりも、まず、早く話すコツをつかんで、
口からテンポよく英語が出てくることが優先だと言っています。
ソレイシィさんが勧めているのが、「オンライン英会話」。
なぜなら、都合のいい時間に講師を予約でき、値段もリーズナブルで、
「英語を話す」ことが出来るから。
講師の国は様々でも、問題ないそうです。
話すことは、「英語脳」をつくるのに、大切なこと。
今はネットが発達して、英語も便利に学べるようになったのですね。
次に、オンライン英会話で外国人と話すのに慣れてきたら、「スピーキングテスト」を受けて、英語の話す力を採点してもらうことがいいそうです。
もうテスト受けるのいやですよね。
ソレイシィさんの話では、テストを受けるとなれば、がんばって自分のものにしようと、練習するそうで、明らかに伸びるそうなんです。
そうなんですね。
脳トレとアンチエイジング
たまたま読んだ、ソレイシィさんの英会話習得法はおもしろかった。
一人でやっていると、続かなくなるので、これは良い方法だと思いました。
そういえば、「勉強は、最高のアンチエイジング」と言っていた、おばあちゃんがいました。
その通りだと思います。
日常生活のマンネリ化が脳の老化の原因なら、
「英語を話す」というのは、
マンネリを破り、新たな世界をつくりだす
すごい『脳トレ』で『アンチエイジング』ですね。
わたしも早速、英語で、さびついた脳を活性化しよう。
楽しいこと見つけて、アンチエイジングをしましょうね♪
脳に『アンチエイジング習慣』 美しい人になろう
https://eikonolivingroom.com/brain-anti-aging/
『英会話上達法』思わずうなる
https://eikonolivingroom.com/eigo-jyoutauhou-unaru/
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