夏は、陽ざしが強くて、直射日光に当たりたくない。
紫外線も浴びたくない。
外出する時は、いつも日傘が手放せないのに、
今日は、なぜか麦わら帽子をかぶりたくなった。
帽子って不思議に、かぶるとしっくりくる。
両手が空いて、すいすい歩ける。
日傘を持って、荷物を持つのも、大変。
きょうは日傘をやめて、麦わら帽子をかぶろう。
お気に入りの麦わら帽子を出して、かぶってみる。
今年初めて。
あらー、ひさしが、変なかたちに折れている。
カッコ悪いので、手でグイグイ押して直そうとしても、もとに戻っちゃう。
鏡の前で奮闘しても、時間ばかり過ぎて、
しかたなく、ひさしが変に曲がったまんま、出かけた。
外は、快晴。 風もすがすがしい。
帽子をかぶると、両手が空くせいか、すごく快適。
ちょっと、ひさしの形がおかしいけど、近所の買い物だから、いいか。
麦わら帽子は、天然素材で、蒸れないし、夏の定番。
カーボーイハット風、マダム風、カンカン帽、つば広の女優風など、
いろんなデザインがあって、楽しめる。
自分が帽子をかぶっていると、不思議に他の人の帽子に目がいく。
小さな女の子を連れたママは、白いコットンキャップをかぶってる。
そうそう、わたしも、子供が小さい時は、日傘なんて持てないので、夏はいつも帽子をかぶっていたな。
向こうから来る女性は、今年流行のマリンキャップでおしゃれ。
もともと船乗りたちがかぶっていた、上が平らなキャップ、おしゃれ感がでて、わたしの好きな帽子のひとつ。
あそこのおじさんは、バケットハット。
バケツを逆さにしたような形が特徴。台形にツバがついた形の帽子で、この数年のアウトドアブームでよく見る。
ストローハット(麦わら帽子のこと)をかぶっている人発見。
カンカン帽で、トップとツバが平行になっているデザイン。
粋にかぶれると、すごくおしゃれ。
わたし愛用の麦わら帽子は、柔らかくて、ツバが大きい。
これを買ったのは、もう、7、8年前のことだ。
百貨店で帽子売り場を通りかかった時、ふと帽子が欲しくなり買ってきた。
帽子って、風に吹かれて飛んでしまうのがいやだけど、
店員さんが、帽子に、細い黒いゴムを目の前でつけてくれたので、
風に飛ばされない。
ゴムは、小学生みたいに、あごにかけずに、髪の後ろでとめている。
帽子は、髪型と同じように、その人の印象を決める。
顔の区別があまりつかなくても、帽子の色とか、形で人を覚えたりして、けっこう役に立つ。
今日は、帽子かぶって楽しかった。
紫外線は、日傘より浴びるだろうけど、オシャレが簡単にできるのがいい。
なに? 髪がぺちゃんこになる?
おしゃれは、何か犠牲にしなければならないの。
そうそう、家に帰ってから、「帽子の型くずれの直し方」を調べてみた。
その通りにやったら、麦わら帽子のツバの折れ目は、まっすぐにきれいに直った。
最後にやり方を書いておいたので、帽子の形がおかしくなっていたら、参考にしてね。
帽子、楽しいですよ♪
👒 麦わら帽子の型くずれの直し方
1.まず、素材を確認。麦わら帽子といっても、天然の草とペーパー
の2種類がある。これは、天然の麦わら帽子の直し方。
2.スチームアイロンの蒸気か、霧吹きの水を、直したいところに吹き付ける。
3.ツバの部分は、中温のアイロンを焦がさないようにかける。
4.頭の部分のよれは、中にタオルを丸めて詰めてから、アイロンの蒸気を外側からあてて、形を整える。
5.あとは、形がくずれないように平らに置いて、完全に乾くまで陰干ししましょう。
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