今日は最高気温が33度、湿度60%。
暑い、うっとうしい、かゆい。
毎日汗をたくさんかくようになったせいか、頭も体も、かゆくなってしまった。
とにかくたくさん汗をかき、昼すぎには、着替えをしたほうがいいくらい。
着替えをしないでいたら、
あせもが出来てしまったようだ。
アタマというか、頭皮が2週間くらい前から、かゆみがひどくなり、
美容院でシャンプーを選んでもらい、それを使っているものの、
少し収まったくらいでまだ、かゆい。
体のかゆみは、あせもだけでなく、
虫さされが5~6か所あり、そこも、かゆい。
なんだか、子供みたい。
その原因と対策について、調べてみた。
そもそもどうしてかゆみが起こるのか。
かゆみのメカニズム
皮膚に存在する『肥満細胞』から『ヒスタミン』が分泌されて、
痛みやかゆみを知覚する『知覚神経』に作用し、
その刺激が「かゆみ」として脳に伝えられる。
ということで、『ヒスタミン』が「かゆみの犯人」らしい。
皮膚が乾燥すると刺激でかゆみがでたり、内臓など体の異常を知らせるサインだったりすることもある。
かゆみのメカニズムがわかったけれど、「早くかゆみを止める」には、
どうしたらいいのだろう。
あせもは、軽い場合は、
こまめに入浴やシャワーなどで汗を洗い流して、皮膚を清潔にしていると自然に治るそうだ。
かゆみがある場合は、
まず、保冷剤や冷やしたタオルで冷やし、あせもの市販薬を塗ってかゆみを抑える。
「冷やす」なんて考えたことなかった。早速やってみよう。
頭皮のかゆみは、
頭皮に潤いをもたらす『皮脂』と雑菌や細菌の侵入を防いでくれる『マラセチア菌』のバランスが悪くなると、
頭皮のターンオーバーがくずれて、ふけが大量に発生する。
ふけは、「脂性ふけ」と「乾性ふけ」があって、ふけが、頭皮を刺激することによって、かゆみを引き起こす。
「脂性ふけ」は、湿度の高い梅雨から夏に多くなる。
わたしの場合は、脂性ふけに違いない。
原因は、洗髪が十分でなかったり、すすぎが足りなかったり、
一方、洗髪のしすぎで、必要な皮脂までとってしまい、少しの刺激でかゆみが起こる。
美容師さんは、「すすぎをよくするように」と言っていた。
洗髪もきちんとしないとね。
虫さされがかゆくて、なかなか治らないのだけど‥
かゆみは、皮膚に注入された物質に対する、アレルギー反応によっておこる。
虫さされの治療は、軽症であれば市販のかゆみ止めでもよいが、赤みやかゆみが強い場合は、ステロイド外用薬を使う。
症状が強い場合は、皮膚科専門医を受診するのがよい。
蚊にさされたと思うのだけど、薬をつけてもまた、かゆくなって、掻いてしまい、なかなか治らない。
かゆみについて調べていたら、その理由がわかった。
「かゆいから掻く」と、『知覚神経』を刺激し、『神経ペプチド』を放出させ、
さらにかゆみ物質・ヒスタミンの分泌を促してしまうそうだ。
強く掻くと、皮膚のバリア機能が低下し、アレルギー反応をおこすアレルゲンなどが体内に入りやすくなり、
ちょっとした刺激にも知覚神経を刺激し、ますますかゆくなる。
だから、掻いてはいけない。
どんどんかゆみが広がっていくのは、そういう理由だったんだ。
かゆい時は、冷やすのがいいそう。
暑くて、蒸してて、かゆくて、不快指数が一段と上がっていたけれど、
原因と対策がわかったので、ちょっと楽になった気がする。
清潔を心がけ、かゆくても掻かないで、早く治そう♪
参照:順天堂大学環境医学研究所・なぜ、かゆい?かゆみと真剣勝負、かゆみの克服を目指して
KYOWAKIRIN・かゆみナビ
NHK健康チャンネル・家庭でできるあせもの治療、原因や予防法
第一三共・くすりと健康の情報局・ふけ、頭のかゆみの原因
日本皮膚科学会・虫さされ
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