ありがとうを聞くと気持ちいい
今日、スーパーに買い物に行った時です。
お店の前の自転車置き場にいるガードマンが、小さい子供をつれたお母さんのために、並んでとめていた自転車を持って出してあげていました。
お母さん「ありがとうございます。」
ガードマン「ありがとうございました。」
気持ちのいい光景でした。
『ありがとう』という言葉は、素晴らしい言葉ですね。
言う方は、相手に感謝の気持ちを伝えることが出来、
言われた方は、喜ばれてうれしい気持ちになります。
こんな幸せなコミュニケーションがとれる言葉はないと思います。
わたし自身、昔に比べると、『ありがとう』という言葉をよく言うようになりました。
考えてみると以前は、何かよいことをしてもらっても、「これは仕事だから」とか「当然のこと」と受け取ることが多かった気がします。
でも、年齢を重ねるにつれ、何かよいことをしてもらうことは、当たり前のことではない、有り難いことなんだ、と思うようになって、仕事であれプライベートであれ、ありがとう、という言葉をよく言うようになりました。
ありがとうの語源
『ありがとう』の語源は、「有り難し(ありがたし)」
神や仏が「あり得ないこと」を起こしてくれたときに、賞賛する言葉として、
「有り難し」、「有り難い(ありがたい)」
という言葉を使っていました。
その後、「他人から何かしてもらうことは、めったにないことなんだ。有り難いことなんだよ。」と、人に対しても
『有り難い』、『有り難う(ありがとう』と言うようになったそうです。
また、お釈迦様が「人間が生命、肉体をもらうことは、とても難しいもので、今、肉体があって生きているのは、有り難しこと」、と言った言葉も語源になっているそうです。
ありがとうを言う難しさ
感謝の気持ちがあっても、照れくさくて、「ありがとう」と言えないこともあるでしょう。
でも、たまにでもいいので、勇気を出して言ってみてください。
言葉に出すことで、『ありがとう』の不思議な力が動きだします。
なかなか言えなくても、ありがとう、と言っているうちに、どんどん自然に言えるようになってきます。
わたしがそうでした。
ありがとうには大きな力がある
言った人は、有り難い気持ちを伝えられ、言われた人は、喜ばれてうれしい気持ちになる、『ありがとう』。
人間は、喜ばれるとうれしい、のです。
また、感謝の気持ちは、生き物のなかで、人間だけが持っているものです。
『ありがとう』には、神様が宿る、といいます。
「ありがとう」の言葉が、人生を楽しくしてくれます。
最高の言葉『ありがとう』をどんどん使いましょう!
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