サクラの花言葉と由来
サクラの花言葉は、『精神の美』 『優美な女性』
この言葉がぴったりな優美な美しさで、わたし達を魅了し続けています。
サクラの語源は、動詞『咲く』に接尾語『ら』がついて、
「さくら」という名詞になったといわれています。
奈良時代から植えられ、当時は田の神が来臨する花として信仰、占いのために用いられました。
お花見はいつから
お花見は、豊臣秀吉が「吉野の花見」や「醍醐の花見」を催したように、上流階級の間で行われていました。
その後、江戸時代、第八代将軍・徳川吉宗が、庶民も桜を楽しめるように、桜を隅田川、上野公園など江戸市内、市外に桜の木を植えたことから、お花見が庶民にも広まったそうです。
サクラの種類は600種以上
サクラは、古来からある山桜から品種改良が盛んに行われ、
100種以上の自生種、そこから育成された200種以上の園芸品種があり、600種以上もの品種があるそうです。
サクラは、突然変異が多いため品種改良が多く行われました。
現在ある、なじみのあるソメイヨシノは、江戸末期に作られ、明治以降、日本全国に広まりました。
海外にあるサクラの名所
日本だけでなく、海外にもサクラの名所がたくさんあります。
その中でいくつか紹介します。
🌸 アメリカ・ワシントンD.C
1912年に、日本から3000本のサクラが寄贈され、毎年、全米サクラ祭りには、世界中から100万人以上の人々が訪れる、サクラの名所。
🌸 カナダ・バンクーバー
1930年代に日本から寄贈されたサクラが、市内のいたるところにあり、「バンクーバー桜祭り」が開催されて賑わいます。
🌸 ドイツ・ボン
ベートーヴェンの生家のそば、通称『桜通り』(ヘーア通り)にサクラの名所があります。
1980年代に、通りの両側に植えられた八重桜が、開花時期には、歩いて15分ほどのサクラのトンネルをつくり、世界中から観光客が訪れます。
🌸 スウェーデン・ストックホルム
1998年に日本からスウェーデン国王に贈られたサクラが、『王立公園』で楽しめます。八重桜が満開になると、びっしり咲いたサクラのピンクの屋根の下を通ろうと、多くの人々が訪れます。
サクラは、世界中の人々にも愛されています。
もうすぐサクラの開花を迎えます。
あなたの思い出に残るサクラは、どんなものですか。
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