今日、いつもより長く歩きました。
少し肌寒いけれど、晴れて気持ちのよい日です。
最近、運動不足のせいか足が冷える、歳のせいか足が思うようにテキパキと動かなくなってきたと、
いろいろ不平を考えながら歩いていました。
そういう時、いつものようにわたしにしあわせを教えてくれる人々が、現れてきます。
怪我をしたのか大きく足を引きずりながら歩く青年、
今度は、ゆっくりゆっくり一生懸命歩いているおばあさん。
こんなことで不満を言っていてはいけない、こうやって元気に歩いていること自体しあわせなんだ、と思い新たにしました。
しあわせを感じる時って、どんな時でしょうか。
何かを手に入れた時、希望が叶った時、人から愛された時‥ 人それぞれだと思います。
それゆえに、他の人から見てしあわせだと思われても、本人は全くしあわせを感じていない、ということもあるでしょう。
お金があれば幸せなのに‥と思うとします。
しかし、実際、お金をたくさん持っていても、しあわせでない人はたくさんいます。
じゃ、お金があって健康でかわいい子供がいて‥といろいろな条件をつけて、そのとおりになったとしても、しあわせを感じるとは限りません。
幸せは、どこにあるのでしょうか。
周りの環境がよければ、家族がよければ、社会がよければ‥と、人はどうしても自分以外のものに、しあわせを求めてしまいがちです。
でも、どんなに周りの環境が整っていても、それに対してしあわせ、と思わなければ、しあわせにはなれないのです。
自分の心の中にしか、しあわせはいないのです。
人はよく、~ならば‥と条件をつけてしあわせを願います。
でも、それが叶ったらさらに、~ならば‥と、どんどん条件を作っていき、しあわせが遠くなっていきます。
自分の外にしあわせを求めると、どんどん苦しくなっていくものなのです。
では、どうすればいいのでしょうか。
幸せになるためには、「足る」を知ること。
今、歩けて幸せ、元気に毎日過ごせて幸せ、食事がおいしく食べられて幸せ。
いろいろな悩みはあるかもしれません。
でも、自分の出来ることや、与えられた恩恵に目を向けると、幸せだ、と思えることがたくさんあることに気がつくはずです。
そう、あなたの心の思い方次第。
日常の当たり前の出来事にも、感謝できると、どんどんこころの中のしあわせが大きくなっていきます。
はじめは、わかっていてもなかなか出来ないものです。
でも、今日のわたしのように、そうだ、と気がつくようになってきて、
その積み重ねで、幸せがどんどんやってきます。
幸せは、こころの中にあります。
しあわせになってくださいね。
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