大人ももっと【褒め言葉】

kadokawaから出版された漫画「母ちゃんだってほめられたい」が、人気だそうです。

子育をして、家事もして、毎日頑張っているのに、「当たり前」なことと思われ、誰も褒めてくれない。

確かに、大人になると、褒めてもらうことが極端に少なくなりました。

日本人は、人をあまり褒めないんじゃないでしょうか。

心の中で思っていても、口に出さなくては、本人に伝わりません。

褒め言葉は、言われた方は、うれしいものだし、言った人に対しても、良い印象を持ちます。

どちらにもいいことで、幸せな気分になるのですから、

もっともっと、褒めましょう。

褒め言葉の基本

褒めるといっても、どう褒めていいのかわからない、褒めるいいところを探せない、という人に、

おすすめの5つの言葉があります。

褒め言葉の『さしすせそ』

💖　さすが
💖　知らなかった
💖　スゴイ
💖　センスがいい
💖　そうなんだ

相手が話している時、相づちとして使えます。

相手の長所を探さないでも、会話の中で褒めてあげられる言葉です。


褒め方にもコツがあります。

１．褒める時は出来るだけ具体的に伝える

例えば、「すごいね」だけでなく、「○○なのがすごいね」とか、「かわいい」だけでなく、「笑顔がかわいい」と言う。

２．適当に褒めない

褒める時は、相手をよく見て、誠意をもって褒める。

３．本人のいないところで褒めると、本人の耳に入った時の喜びが大きい


一方、NGな褒め方があります。

１．特定の人と比べて褒める

褒められたことはうれしいが、一方をけなしていることになり、素直に喜べない。

２．事実とは、明らかに異なる事を褒める

誠意が大事ですね。

次は、褒め言葉の実践にいきます。

褒め言葉の実践編

👩　女性に対して喜ばれる言葉

「○○と一緒にいると楽しい」
「○○の顔を見たら、今日もがんばれる」
「最近、一段ときれいになったね」
「今日の服装、センスがいいね」
「髪型変えた？すごく似合ってる」
「気配り上手だね。ありがとう」

👨　男性に対して喜ばれる褒め言葉

「スーツ姿、かっこいいね」
「そのコート、似合ってるよ」
「いい声してますね」
「○○のおかげです。ありがとう」
「そういうところが好き」
「すごく仕事できるよね。尊敬しちゃう」

こうしてみると、表面に表れていることで、ポジティブな内容を言葉にすれば、いいのですね。

わたしも、言われれば、そんなぁ～と言いながら、内心うれしいです。

ネットに、褒め言葉リストなるものがありました。

なんと144もの褒め言葉が載っていました。

そのなかで、わたしが選んだダイジェスト版は、

あなたのおかげだよ
あなたのようになりたい
あんたを尊敬します
いつも輝いているね
いつも礼儀正しいね
いつもきれいだね
すごくかっこいいね
すごくモテルでしょう？
すごいね
センスがいいね
やさしいね
頑張ってるね
行動力があるね
思いやりがあるね
集中力があるね
笑顔が素敵だね
趣味がいいね
心が広いね
紳士だね
誠実だね
素直だね
責任感があるよね
男らしいね
度胸があるね
髪がきれいだね
品があるね
雰囲気がいいね
優秀だね
頼りがいがあるね
落ち着きがあるね
料理が上手だね

等々

いっぱい褒めよう

こうやって見てみると、褒める言葉は、特別なことを言わなくても、身近にたくさんあるんですね。

でも、日頃言い慣れてないと、照れくさいし、お世辞に聞こえたらいやだ、と心配する人もいるかもしれません。

たとえ、お世辞であっても、褒められれば、うれしいものです。

「またまた～心にもないことを．．．」と相手が言ったら、

「わたしは、そう思いますよ」と言ってあげればいいのです。

相手はうれしいです。

大人同士、なかなか褒めることが少ないのは、残念です。

よいコミュニケーション作りにもなり、明るい気持ちになる褒め言葉は、いいこと尽くめ。

家族に対しても、友達でも、仕事で会う人にも、褒めてあげれば、喜びます。

明るくなる褒め言葉を、どんどん使いましょう♪